日本のYMCA
現在、日本には202の拠点と37か所の研修センターやキャンプ場などがあり、35の都市YMCAによって組織されています。
明治期初期から、英語教育、野外教育、職業教育、そして、健康教育などの面で先駆的な働きをしてきており、民間の行う青少年事業、社会教育事業、社会体育事業の面で貢献してきています。
米国YMCAで生まれたバスケットボール、バレーボールの紹介、英語夜学校の開設において職業教育の先鞭をつけました。以来、地域のニーズに沿った活動を展開しており、参加する多くの子どもたちや青年の成長を託す場となっています。
また、障がい児・者へのプログラムも全国で展開しています。
国際的ネットワークを活かし、地震や津波などの災害救援に青年ボランティアの派遣も行い、国際理解や平和教育、環境教育、人権教育という分野で多くのボランティアと共に地道に活動を展開しているところです。
日本のYMCAの現勢
≪組織≫
加盟・登録YMCA | 35 | |
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上記YMCAが運営している法人・団体 | 財団法人 | 27 |
学校法人 | 14 | |
社会福祉法人 | 10 | |
NPO法人 | 6 | |
任意団体 | 5 | |
学生YMCA | 37 |
≪メンバー≫
プログラム会員数※1 | 140,047人 |
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賛助会員数(個人)※2 | 9,538人 |
賛助会員数(法人)※3 | 670法人 |
学生YMCAメンバー | 450人 |
≪ボランティア・職員≫
職員・教員(常勤) | 2,570人 |
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ポリシーボランティア※4 | 1,929人 |
ユースボランティア※5 | 7,852人 |
≪学び≫
保育園・幼稚園・チャイルドケア・学童保育 | 90カ所 |
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発達障がい児サポートクラス | 38カ所 |
専門学校 | 18校 |
予備校・学習教室 | 21校 |
語学学校(英語ほか) | 54校 |
日本語学校・日本語教室 | 18校 |
単位制高校(技能連携校含む) | 8校 |
フリースクール・フリースペース | 7カ所 |
インターナショナルスクール・キンダーガーテン | 4校 |
≪施設≫
都市YMCA地域活動センター | 202カ所 |
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ウエルネスセンター | 61カ所 |
ホテル・貸会議室・ユースホステル | 19カ所 |
研修センター | 12カ所 |
キャンプ場・キャンプ施設 | 25カ所 |
老人ホーム・グループホーム | 5カ所 |
在宅介護・介護サービスセンター・介護予防プログラム | 58カ所 |
(2013年6月1日現在)
※1 野外活動、教育事業などへの年間登録会員
※2 YMCAの趣旨に賛同し、会費を支払ってくださった方(個人)
※3 YMCAの趣旨に賛同し、会費を支払ってくださった方(法人)
※4 方針決定に関わるボランティア
※5 野外活動や学習活動などのプログラムで子どもたちを指導するボランティア
国内ネットワーク
全国YMCA専門学校一覧
YMCAの願い
YMCAの願いは、活動をとおして次のことを学び、行動していくことです。
- 自分のいのちとみんなのいのちを大切にすること
- 家族、地域のひとりとして責任があること
- 世界と地球を見つめ、考え、行動すること
- ボランティア精神とリーダーシップを身につけること
- すこやかな心とからだを育むこと
YMCAでは、これらを実現するために、「思いやり」「誠実さ」「責任感」「尊敬心」をすべての場面で大切にしています(キャラクター・ディベロップメント)。
日本YMCA基本原則
(1996年6月15日第106回日本YMCA同盟委員会採択)